On のランニングウェアは、寒い朝なら Weather Vest、雨の日なら Performance Jacket Waterproof です。日本公式の8点で「防水」と書かれているのは、Waterproof の1枚だけでした。
シューズオタクの本命
On のウェアは、商品名より「コンディション」の札で選ぶ。公式は1品ずつ「暖かい時」「寒い時」の札を付けている。だから私は、札で季節を絞り、ポケットの数と場所で1枚に決める。
この記事の要点
- 防水でシームテープ付きは Performance Jacket Waterproof だけ。Weather Jacket と Core Jacket は撥水
- Performance-T と Long-T は素材の割合がまったく同じ。違うのは袖と札
- 8点とも重さは公式に記載なし。比べられるのは素材・機能・ポケット・フィット
On のジャケットは「撥水」と「防水」で分かれる
名前に Weather と付いていても、雨の服とは限りません。On の日本公式では、Weather Jacket と Core Jacket の表示は「撥水」です。
「防水」は Performance Jacket Waterproof の1枚だけでした。
撥水は、生地の表面で水をはじく加工です。防水は、膜で水を通さない作り。小雨の10kmなら撥水で足り、雨の中を1時間走るなら防水が要ります。
この記事では、日本公式で買えるメンズ8点を、公式に書かれた素材と機能で比べます。靴がまだなら、先にOn のランニングシューズを役割で分けた記事で決めておくと、服の役も決めやすくなります。
On のランニングウェア8点を選んだ条件
条件は3つです。2026年10月14日に公式の「メンズ ランニングアパレル」に並び、素材とフィットが商品ページで読めること。そして、上着と下着で役が重ならないことです。
8点とも、重さ・耐水圧・透湿性の数字は公式に記載がありません。耐水圧は生地が耐える水の高さ、透湿性は汗の蒸気が抜ける量のことです。だから重さの順位は付けず、水と風・通気・反射・ポケット・フィットで比べます。
近道は「コンディション」の札です。On は品ごとに「暖かい時」か「寒い時」かを書いています。Core Jacket と Waterproof だけは、札のかわりに防水性の欄があります。
アウター4点:撥水か防水か、たためるか
表は横に動かせます →
| 商品 | 公式の値段 | 水と風 | フィット | ポケット |
|---|---|---|---|---|
| Weather Jacket | 29,700円 | 撥水・防風 | タイト | 両脇にファスナー付き・胸の内側に1つ |
| Weather Vest | 19,800円 | 記載なし(中わた入り) | タイト | 脇に2つ・胸にファスナー付き1つ |
| Core Jacket | 26,400円 | 撥水・防風(ニット) | レギュラー | 前のポケット(本体をしまえる) |
| Performance Jacket Waterproof | 36,300円 | 防水・防風・シームテープ | タイト | 脇に止水ファスナー2つ・内ポケット |
Weather Jacket。秋冬の毎日の練習に向く、たためる撥水の1枚です。公式は、レーザーの通気穴とメッシュの裏地で、服の中を乾いた状態に保つと説明しています。
暑くなったら右のポケットに本体をしまい、ストラップで手首にかけて走れます。
On Weather Jacket(ウェザージャケット)
楽天市場で見る弱点は雨。防水ではなく、耐水圧の数字もありません。反射材の記載も無いので、暗い時間に走るなら反射材付きの Weather Jacket Lumos を選びます。
Weather Vest。袖の無い、中わた入りのベストです。中わたは On ThermaTec で、公式はプリマロフト シルバーを使っていると書いています。ポケットは3つで、胸のポケットに本体をたためます。
反射材は前と後ろの両方にあります。弱点は、撥水と防風の記載が無いことです。雨と風を止める役は、この1枚には頼めません。
Core Jacket。撥水の生地と、風を止めつつ通気する軽いニットを組み合わせた上着です。フードと裾はひもで締められ、ひじのまわりは腕を曲げやすい縫い方になっています。
ほかの3点がタイトなのに対し、これだけ「レギュラー」です。体との間にゆとりがあるので、はためく服が苦手な人は試着で確かめます。ポケットの数は公式に書かれていません。
Performance Jacket Waterproof。雨の中を走るなら、8点でこれしか選べません。公式は、3層の膜 On GuardTec で水を止め、縫い目にシームテープを貼ったと書いています。
脇の2つのポケットは止水ファスナーで、鍵や補給食をぬらしません。
フードは伸びるバンドで頭に沿い、速く走ってもずれにくい作りです。弱点は、4点で値段がいちばん高いこと。山の大会の必携品を数字で確かめたい人は、アウター12点を耐水圧で比べた記事の方が向きます。
On Performance Jacket Waterproof
楽天市場で見るインナー4点:同じ素材の半袖と長袖、ポケット3つの下
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| 商品 | 公式の値段 | 素材(主な生地) | 札 | 反射・ポケット |
|---|---|---|---|---|
| Performance-T | 10,450円 | 前 ポリエステル90%・エラスタン10%/後ろ 77%・23% | 暖かい時 | 反射あり・ポケットなし |
| Performance Long-T | 11,000円 | 前 ポリエステル90%・エラスタン10%/後ろ 77%・23% | 寒い時 | ロゴとプリントが反射・ポケットなし |
| Performance Tights | 15,400円 | ポリアミド62%・エラスタン38% | 寒い時 | 脇に2つ・腰の後ろにファスナー付き1つ |
| 7" Core Shorts | 6,600円 | ポリエステル100%(インナーはエラスタン12%) | 暖かい時 | 脇に2つ・後ろにファスナー付き1つ |
Performance-T と Performance Long-T。中身は同じ。素材の割合は前も後ろも同じで、汗を生地の表へ逃がす On DryTec を使っています。
縫い目はテープで接着し、脇の縫い目は腕を振る場所から前へずらしてあります。
違うのは袖の長さと札だけです。2枚ともタイトなので、ゆったり着たい人には合いません。ハイロックスで着る場合の比べ方は、ハイロックスのウェアの記事にあります。
On Performance Long-T(パフォーマンス ロングT)
楽天市場で見るPerformance Tights。ポケットが3つあり、走りながら物を持ちたい人に向くタイツです。脇の2つにスマートフォンやジェル、腰の後ろのファスナー付きに鍵が入ります。伸びる糸は38%で、8点でいちばん多い割合です。
反射材の記載は無く、フィットの欄も空いています。夜に走るなら、上に反射のある服を合わせます。
楽天で「On Performance Tights(パフォーマンス タイツ)」を探す
7" Core Shorts。インナー付きで、脇の2つと後ろに1つ、ポケットが3つあります。横に切れ込みがあり、脚を前へ出す動きを妨げません。本体に伸びる糸は入っていないので、体に沿う形がいい人はタイツを選びます。
On ランニングウェアの値段の差と、そろえた合計
迷いやすいのは、ジャケットかベストか、そして上下でいくらかかるかです。式ごと表にしました。
| 比べ方 | 式 | 答え |
|---|---|---|
| Weather Jacket と Weather Vest の差 | 29,700 − 19,800 | 9,900円 |
| Waterproof と Weather Jacket の差 | 36,300 − 29,700 | 6,600円 |
| Long-T と Performance-T の差 | 11,000 − 10,450 | 550円 |
| 寒い朝の上下(Long-T・Tights・Vest) | 11,000 + 15,400 + 19,800 | 46,200円 |
| 雨の日の上下(Long-T・Tights・Waterproof) | 11,000 + 15,400 + 36,300 | 62,700円 |
| レースの上下(Performance-T・Core Shorts) | 10,450 + 6,600 | 17,050円 |
ベストはジャケットの3分の2の値段です(19,800 ÷ 29,700 = 0.67)。袖が無いかわりに、中わたと前後の反射材が付きます。腕より胸の寒さが気になる人は、ベストで足ります。
長袖と半袖の差は小さく、払っているのは袖の生地だけです。1年じゅう走るなら、長袖を先に買うと無駄が出ません。
場面別:On のランニングウェアで私ならこれ
月に500km走ると、雨でも寒くても外へ出ます。だから私は、何でもこなす1枚より、役のはっきりした1枚を選びます。
| 場面 | 私ならこれ | 決め手 |
|---|---|---|
| 寒い朝 | Weather Vest + Performance Long-T | 胸を中わたで覆い、腕は長袖で動かす |
| 雨の日 | Performance Jacket Waterproof | 8点で防水と書かれているのはこれだけ |
| レース | Performance-T + 7" Core Shorts | 縫い目をテープで処理。補給食はショーツの脇へ |
| 毎日の練習(秋冬) | Weather Jacket + Performance Tights | 暑くなったら上着を右のポケットへ |
寒い朝:Weather Vest と Long-T。寒いのが走り出しだけなら、脱いだ後の行き先が大事です。ベストは胸のポケットにたためるので、手に持たずに済みます。雨の朝には向きません。
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雨の日:Performance Jacket Waterproof。迷いません。雨の日は走らないと決めている人には、出番がほとんどありません。
レース:Performance-T と Core Shorts。長い距離で効くのは、肌をこすらないことと補給食の置き場です。ジェルをたくさん持つ人は、ポケットの多いタイツかポーチを足します。
毎日の練習:Weather Jacket と Tights。走り出しは寒く、20分後には暑い日の組み合わせです。夜だけ走る人は、反射材付きの Lumos にします。
On Weather Jacket(ウェザージャケット)
楽天市場で見るOn ウェアを買わなくていい人
重さの数字で比べたい人には、On のウェアは向きません。8点とも重さの記載が無いからです。重さで選ぶなら、インナーを重さで比べた記事の方が答えが早く出ます。
撥水のウインドジャケットをもう持っている人も、Weather Jacket と Core Jacket は要りません。足すなら、役の違う防水の Waterproof か、中わたの Vest です。
よくある質問
On のウェアのサイズ感は大きめ?小さめ?
公式の表記では、8点とも「表記通りのサイズ」です。Weather Jacket・Weather Vest・Waterproof・Performance-T・Long-T は「タイト」、Core Jacket と Core Shorts は「レギュラー」でした。
サイズ表は8点とも XS〜XXL で、Weather Jacket は身長185cmのモデルが M を着ています。
On のランニングウェアで冬に走るなら、何を選べばいい?
札が「寒い時」なのは、Weather Jacket・Weather Vest・Performance Long-T・Performance Tights の4点です。
胸を温めるなら Vest、風を止めるなら Weather Jacket、下は Tights が合います。
Weather Jacket は雨の日に着られる?
小雨まで。公式の表示は「撥水」で、耐水圧の数字もありません。雨の中を長く走るなら Performance Jacket Waterproof を選びます。
On の公式で買ったウェアは返品できる?
できます。商品ページには、購入後30日以内で未使用なら返品でき、配送料は無料と書かれています。タイトの品でサイズに迷うなら、公式で買うとやり直しがききます。