ミズノ HYPERWARP PACER は、レースで HYPERWARP を履く人が、同じ傾きの板なしの靴で速い練習をしたいときの1足です。発売は2026年12月10日、公式の値段は18,700円。約205g(27.0cm片足)、底は前32.5mm・かかと35.5mmで、ドロップは3.0mm。シリーズで初めての練習用です。
シューズオタクの本命
PACER は、板を抜いてもドロップを3.0mmにそろえた練習靴として買う。板の代わりに中足部へ部品を入れて、曲がりすぎを抑えている。レースの靴と傾きが同じなので、練習の速さをそのまま本番に持ち込める、というのがこの靴の使い道だ。
この記事の要点
- RACER との差は3,300円(22,000 − 18,700)。板が無く、5g重く、底は1.5mm薄い
- 毎日用の ウエーブライダー 30 より約60g軽く(265 − 205)、ドロップは5mm低い
- サイズは23.0〜29.0cmと30.0cm、足幅は2E相当、色は3色
レースは板の入った靴、練習は板なし。そう分けている人は多いのに、2足のドロップ(かかとと前の高低差)がばらばら、ということはよくあります。本番の靴だけ傾きが違うと、練習で作った走りがそのまま使えません。
HYPERWARP PACER は、そのずれを埋めるために出てくる靴です。ミズノのリリースは、板なしでレースの速さの練習をしたいというトップ選手の声から作った、と書いています。
HYPERWARP PACER はいつ発売? 値段と公式の数字
発売は2026年12月10日、値段は18,700円です。公式オンラインで予約を受け付けていて、届くのは12月上旬から順に、と書かれています。
| 項目 | HYPERWARP PACER |
|---|---|
| 発売日 | 2026年12月10日(公式オンラインは予約受付中) |
| 公式の値段 | 18,700円 |
| 重さ | 約205g(27.0cm片足) |
| 底の厚さ | 前足部 32.5mm/かかと 35.5mm |
| ドロップ | 3.0mm(35.5 − 32.5 の計算) |
| 板 | なし(中足部にシャンクインサートパーツ) |
| 底の素材 | MIZUNO ENERZY NXT |
| 足幅・サイズ | 2E相当(ノーマル)・23.0〜29.0cmと30.0cm |
| 色・売り場 | 3色・公式オンライン、直営店、一部の取扱店 |
ミズノの特集ページは、使い道を「スピードトレーニング」と書いています。レース当日の靴ではなく、レースの速さで走る練習の日の靴です。
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HYPERWARP PACER は前の世代と何が違う? シリーズ初の練習用
PACER に前の世代はありません。2025年12月の初代 HYPERWARP は、PURE・ELITE・PRO の3足がどれも板入りでした。板の無い HYPERWARP は、この靴が初めてです。
板が無いと、底は曲がりやすくなります。ミズノはその代わりに、中足部(土踏まずのあたり)にシャンクインサートパーツという部品を置き、曲がりにくさを高めて安定させた、と説明しています。
底の素材は ENERZY NXT です。リリースは、柔らかさと反発、軽さを持つ素材だと書いています。商品ページの言葉では「沈み込みが少なく、クイックな反発」です。
月500km走る立場から見ると、練習の靴で先に確かめたいのはドロップです。距離を重ねる靴ほど、レースの靴と傾きがずれていると、その差に脚が慣れてしまいます。
PACER は、そこをレース用の3足と同じ3.0mmにそろえてきました。
HYPERWARP PACER と RACER・ウエーブライダー 30 の違い
比べる相手は2足です。同じシリーズのいちばん手の届くレース用 RACER と、ミズノの毎日用の定番 ウエーブライダー 30。
| PACER | RACER | ウエーブライダー 30 | |
|---|---|---|---|
| 公式の値段 | 18,700円 | 22,000円 | 未確認 |
| 重さ | 約205g | 約200g | 約265g |
| 厚さ(前/かかと) | 32.5/35.5mm | 34.0/37.0mm | 34.5/42.5mm |
| ドロップ | 3.0mm | 3.0mm | 8mm |
| 板 | なし | カーボン | 波の形の MIZUNO WAVE |
RACER との違い:差は3,300円です(22,000 − 18,700)。RACER はその差で、全長のカーボンの板と1.5mm厚い底が付き、5g軽くなります。
ドロップは同じ3.0mm。レースの日は RACER、速い練習の日は PACER、という組み合わせがシリーズの想定です。
ウエーブライダー 30 との違い:PACER は約60g軽く(265 − 205)、ドロップは5mm低い(8 − 3)。ゆっくり長く走る日の靴と、速い練習の日の靴で、役目が分かれています。
- レースの速さで走る練習の靴がほしい → PACER
- レース当日に板の反発を使いたい → HYPERWARP RACER
- ゆっくり長く走る毎日の1足がほしい → ウエーブライダー 30
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ほめる所:レースの靴と同じ傾き
ドロップが4足でそろった。PACER、RACER、ELITE 2、PURE 2 が、どれも3.0mm。板の有無が変わっても、かかとの傾きは変わりません。
板なしでも、中足部をただ柔らかくしていない。中足部の曲がりにくさを部品で高めた、という説明がリリースにあります。板を抜いたぶんの支えを、土踏まずのあたりだけ残した作りです。
シリーズでいちばん低い値段。18,700円は、PURE 2 の約53%です(18,700 ÷ 35,200)。毎日のように履く練習の靴として、HYPERWARP の中で数をそろえやすい値段です。
サイズと色の幅が広い。サイズは23.0cmからで、RACER より下に1.5cm広い。色は3色あります。
気をつける所
- 練習用なのに約205g。RACER より5g重い。軽い練習靴を探している人には、数字の上で得はありません。
- ドロップ3.0mmは低い。8mmや10mmの靴に慣れた人が、いきなり練習の量をこの靴に移すと、傾きの差が大きい。
- 足幅はノーマルだけ。2E相当で、ワイドの記載はありません。
- 発売は12月10日。届くのは12月上旬から順に、とあり、年内に履ける日数は多くありません。
- 何kmもつかの目安が無い。練習の靴でいちばん知りたい耐久の距離が、リリースにも商品ページにもありません。
HYPERWARP PACER が向く人・向かない人
- 向く人:レースで HYPERWARP を履く(履く予定の)人で、速い練習の日も同じ傾きにしたい人。板に頼らない靴でペース走をしたい人。足幅がふつうの人。
- 向かない人:ゆっくり長く走る日がほとんどの人(ウエーブライダー 30 の側)。かかとの高い靴が好きな人。幅広の足の人。
- 買わなくていい人:レースの靴がミズノ以外で、ドロップが3mm台でない人。PACER を選ぶ理由の半分は、HYPERWARP と傾きがそろうことです。目標の時間から靴を選ぶ並べ方は、タイム別のシューズの記事にあります。
HYPERWARP PACER の値段と買い方
| モデル | 公式の値段 | 楽天の値段の幅 |
|---|---|---|
| HYPERWARP PACER(12月10日発売) | 18,700円 | — |
| HYPERWARP RACER(12月10日発売) | 22,000円 | — |
| ウエーブライダー 30 | 未確認 | 11,220〜19,800円 |
PACER と RACER は、公式オンラインの予約で一緒に注文できる、と商品ページに書かれています。発売の時期が違うほかの予約商品とは、一緒に買えません。
店では、商品名の「ペーサー」と品番 J1GU2704 で見分けます。同じ12月10日に出る RACER と名前が似ているので、板の有無で取り違えないようにします。
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よくある質問
HYPERWARP PACER のサイズ感は?
足幅は2E相当(ノーマル)の人向けと、公式の商品ページに書かれています。サイズは23.0〜29.0cmと30.0cmで、ワイドの型はありません。
HYPERWARP PACER と RACER の違いは?
いちばんの違いは板で、PACER は板なし、RACER は全長のカーボンです。値段は3,300円差、重さは5g差、底は1.5mm差で、ドロップはどちらも3.0mmです。
HYPERWARP PACER はいつ発売?
2026年12月10日です。公式オンラインで予約を受け付けていて、届くのは12月上旬から順に、と書かれています。